千葉県館山市、南房総市そして鋸南町の地元葬祭業者としてお手伝いさせていただいております。

 

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よくある質問

よくある質問

   

 

1. 覚えておきたいマナー

 

Q. 訃報を受けたなら
 近親者、あるいは特に親しくおつき合い頂いた方ならば、すぐに伺い
 ましょう。
 服装は平服で伺います。華美でない地味なものであれば問題ありません。
 
 ※すぐに伺うわけですから、喪服着用は準備万端用意が整っていたような
  印象になるので避けましょう。

 

Q. 故人様との対面
 1.ご遺族にお悔やみの言葉をかけます。
   「このたびは突然のことで、心からお悔やみ申し上げます。」
   「このたびは、誠にご愁傷様でございます。」など。
 2.許可をいただき、故人様の枕元へ進み、正座で一礼します。
 3.拝顔のお許しを確認し、お顔に掛けてある白布をはずし対面します。
 4.一礼し合掌、準備されている口湿し(末期の水)で唇を潤します。
 5.再度合掌した後に退席いたします。

  

Q. 儀式への参列( 通夜、葬儀 )
 1.日時、場所、宗派作法を確認しておきます。
 2.開式時刻前には到着しましょう。
 3.受付へ伺う前に、コートは脱ぎます。携帯電話のモード変換をして
    おきます。
 4.持参する香典はふくさで包み、むき出しでの持参は避けましょう。
 5.ご遺族にあったなら、短いお悔やみにとどめ、長話は避けましょう。
 6.列席できない場合は、弔電、手紙で。電話での説明は避けるべきです。
 7.故人様へのご供花・お供物をお考えの場合、ご遺族に確認しましょう。
    お香典・ご供花、ご辞退の遺志や式場の関係で限定される場合があり
    ます。 
 8.儀式後の料理接待の席に列席依頼されたのならば、供養のために一口
    でも箸を付けましょう。
    但し、遺族はお疲れですので、長居しないように配慮が必要です。
 
Q. 香典袋の表書き

 香典袋の表書きは宗教・宗派のよって変わってきます。

 

  表書き ポイント
仏 式
【 御霊前 】
【 御香典 】
【 御香料 】
 蓮の花の絵が描かれたのし袋は仏式用
 です。
 ※四十九日後は【御佛前】【御仏前】
  となります。
 
 ※浄土真宗に関しては「御霊前」
  表記は使えませんので、通夜・葬儀
  とも【御仏前】となります。
神 式
【 御玉串料 】
【 御榊料 】
【 御神前 】
【 御霊前 】
 無地ののし袋に白黒または双銀の水引き
 のものなどを用います。
キリスト教
【 御花料 】
【 献花料 】
【 御霊前 】
 ユリの花、十字架などの絵が描かれた
 のし袋がキリスト教式用です。
 ※もし先方の宗教がわからない場合には「御霊前」と書いたものであれば、
  たいていの宗教に用いることができます。

 

Q. お焼香

  宗派により作法が異なります。事前に確認しておきましょう。

 

◆仏 式
 1.親族、宗教者に一礼、焼香所前に進み故人に一礼します。
 2.合掌後に左手をそのままに、右手の3本の指で抹香をつまみ目の高さ
    までいただき焼香します。

 

 浄土真宗本願寺派   1回  臨済宗  1回  日蓮宗   1回  日蓮正宗  1回
 真宗大谷派      2回  曹洞宗  2回  天台宗   3回  真言宗   3回
 浄土宗        3回      
 とされていますが、あまり気になさらなくて良いかと思います。
 混雑状況を配慮にいれ、状況に合わせたご判断も必要です。

 

◆神 式
 玉串奉奠所にて玉串を供えます。

 

【 玉串奉奠 】 

 

 

 

1.係りの方から玉串という榊の枝を受け取ります。
 
2.右手で榊の枝の部分を上から握るように持ち、左手は
   下から持ち上げるように葉の部分に添え受け取ります。
 
3.胸の高さまで持ち上げるように預かり、玉串を供える
   白木の台へ進みます。
 
4.右手の枝の部分を手前にくるように90度廻し、左右の
   手を持ち替えます。
   更に同様に180度回転させ、左手の枝の部分を霊前に
   向け白木の台に供えます。
 
5.姿勢を正し、ゆっくりと2回お辞儀をした後に、
   柏手(※忍び手といい御不幸時には音を立てません)
   を2回します。
   再度1回のお辞儀をして、玉串奉奠は終わります。
 
6.最後に1、2歩そのままの向きで下がり、関係者に
   一礼し、退出いたしましょう。

◆キリスト教
 献花となります。
 渡されましたお花は茎を霊前に向け供え、一礼し、お別れいたします。

 

Q. 服 装
 1.取り急ぎ駆けつける場合は、平服でよいでしょう。
 2.儀式参列(通夜、告別式)には喪服を着用します。
  急遽、平服(ダークスーツ)での焼香の場合でしたら、地味な色の
  服装を選び黒の腕章を付けます。
 
  男性…白のワイシャツ、黒ソックス、黒のネクタイ
  女性…黒のツーピース、ワンピース(※ノースリーブは避けます)

 【注意】光り輝く装飾品(真珠は可)動物製品(毛皮・バック)は
     避けます。

 

Q. お数珠の使い方
 宗派によって数珠の形や用い方も違いますが、一般的
 には、一重の略式の数珠が使われています。
   (※神式、キリスト教式では使いません。)

【持ち方】
  数珠は左手で持つのが基本です。
  座っている時は左手首にかけ、歩く時は房を下にして
  左手で持ちます。

【使い方】
  故人様に手を合わせる時や焼香する時は、房を真下に
  垂らし、親指以外の4本の指にかけて親指で軽く
  押さえます。合掌時には右手も輪の中に通し合掌し、
  ご冥福を祈ります。
  閉式後はバック等へしまわれてよろしいかと存じます。

【マナー】
  席を離れるとき椅子や畳の上に置くのはマナー違反
  です。必ずバッグやポケットにしまって下さい。

 

 

 

 

 

 

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2. 素朴な疑問

 

 Q. 喪主と施主の違いはなんでしょうか?
 一般的に通常の個人葬儀の場合『喪主 = 施主』となっており、
 施主は喪主が兼任することが多く、その役割も喪主と混同されている
 ことが多いようです。
 喪主は遺族の代表として弔いの中心になります。
 対し施主は「お布施をする主」という名前の通り、葬儀の費用を負担
 して運営に当たります。会社が施主で遺族が喪主の場合もあります。

 

Q. 忌中と喪中っていつまで?
【 忌中(きちゅう)
  一般的に仏教では亡くなられた日から四十九日、神道では五十日まで
  の期間と言われています。
  この期間は、お祝い事や祭りに出ることなく身を慎む時とされて
  います。
  一方では「遺族が日常生活から離れて亡くなった方の供養に専念し、
  精神的な傷を癒すとき」でもあると考えられます。
  この日を過ぎると忌明けとなります。
【 喪中(もちゅう)
  一般的に1年間とされています。
  この期間は、「亡くなった方を偲ぶ期間」とされ、昔はこの期間中
  喪服を着用したそうです。
 
Q. 最近よく聞く家族葬とは、どの様な葬儀のことですか?
 「家族葬」という言葉は、明確な定義があるわけではありません。
 一般的には、会社関係やご近所の方などには広くは知らせずに、ご家族や
 ご親族、親しい方のみで葬儀をされることを広く「家族葬」と呼ぶ場合が
 多いようです。
 
Q. 密葬儀ってなんでしょうか?
 家族葬と同義語として使われる場合もあるようですが、本来はあらためて
 本葬という葬送の儀式(告別式)を行う前に内々での通夜・葬儀・火葬
 をすることを指します。
 準備期間が必要であったり、日程が組めない事情があり葬儀がいつ行える
 か解らない場合など理由は様々です。
 故人様との関係次第ですが、密葬儀と知った場合はご遠慮し、後日執り
 行われる告別式に行かれた方がよろしいかと思います。

 

Q. 密葬と聞いたのですが、焼香に行くべきでしょうか?
  お香典はどうしたら?
 密葬とのご連絡であれば、密葬時の焼香・弔問は控え、後日の本葬儀に
 弔問しましょう。
 密葬という意味合いを家族だけで行い、後日の葬儀は行わないという意味
 であれば、数日を経過してから伺いましょう。
 お香典は、故人との関係で弔問すべきか、お香典を出すべきかの判断を
 します。受け取りをご辞退される場合もあります。
 その場合は、花束や線香に替えてもよろしいかと思います。
 
Q. 香典を送るにはどうしたらいいでしょうか?
 香典を送る方法として『現金書留』で郵送する方法があります。
 この場合、現金を直接入れるのではなく、まず現金を香典袋に入れてから
 現金書留の封筒に入れましょう。
 その際に出席できない理由と、故人を偲ぶ手紙を添えるとよろしいかと
 思います。

 

Q. 葬儀が終わり数日経過してしまいました。お香典はどうしたらよいの
  でしょうか?
 知らなかった場合や予定の変更が出来なかった場合等、理由は様々かと
 思いますが、早めに連絡を取った上で伺うようにしましょう。
 のし袋の表書きは、四十九日以内であれば【御霊前】、四十九日を過ぎ
 てしまっていれば【御仏前】とします。

 

Q. 葬儀、法要に列席、何を準備すればいいのでしょうか?
 ご連絡を頂戴し、葬儀あるいは法要への出席を依頼されたならば可能な
 限り予定を合わせ列席させていただきましょう。
 どうしても都合が付かない場合は、丁寧に儀式に伺えない旨をお伝えし、
 後日あらためて弔問に伺いましょう。

【 列席に際しての注意 】
  故人様への感謝の気持ち、ご遺族の心中への配慮を忘れないようにし
  厳粛な儀式ですから無駄な世間話は避け心静かに故人様とのお別れに
  望みます。
  供養の席へのお誘いは断るのではなく臨席させていただきましょう。
  ただし長居は禁物です。

 

Q. 受付の手伝いを頼まれたのですが、どうすればいいのでしょうか?
 開式1時間前には到着する様にしましょう。受付に必要なものは、弊社
 ヤマノウチの方ですべて準備してありますのでご心配いりません。
 関係別に区別し受付を設けることもあります。

 

【 事前に確認しておくこと 】
  お香典や返礼品については喪主のご意向を確認しておきます。
   例) 団体名でお香典をお持ちになった場合の対応の仕方
      連名でのお香典の場合、返礼品はどうするのか等
【 受付 】
  1.弔問の方には最初に御芳名をいただきます。
    ※現在はほとんどの場合、芳名カードに記入していただいています。

  2.お預かりしたお香典の金額等に違いのないことを確認します。
    ※受付係はご遺族の代行なのですが、お香典の中身の確認は失礼
     には当たりません。可能であれば、お香典袋と現金を分けて集計
     確認した上で喪主様へ渡せるとよろしいかと思います。

 

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3. 葬儀と法要について

 

Q. 自宅へ帰れない事情があるのですが?
 住宅状況その他、諸事情によりご自宅にお連れすることが難しい場合、各
 葬儀社により違いはありますが、斎場に設けてある霊安室に、故人様をお
 預かりさせていただくことが出来ます。
 弊社ヤマノウチではご事情をお伝えいただければ、御葬家のご都合に沿っ
 たお手伝いをさせていただきます。

 

Q. お布施の金額はどう決めたらいいのですか?
 宗教者(仏教寺院、教会、神社など)と故人様の関係でも違いますし、
 地域によっても宗派によっても違いがあるようです。
 中には、お布施の金額が決まっているというところもあるようですので、
 第三者に中間に入って頂き宗教者の方とご相談いただくことが一番最善
 かと思います。

 

Q. 喪主ってなにをすればいいのでしょうか?
  宗教者への連絡: 亡くなったことの連絡・報告と日程の確認
  死亡届の提出 : 役所への届け出を行います。
  葬儀社との相談: どの様なお別れを希望しているかを相談します。
  親族や知人への連絡 : 亡くなったこと、葬儀日程や式場などをお伝え
              します。

 

Q. 家族のすることはどのようなことですか?
 喪主の補佐をしていただきます。
 具体的には儀式での接待、各係りなどのお手伝いをお願いした方への
 気配り配慮などです。
 
Q. 喪主の服装は?
 儀式の時には喪服。
 正式には黒のモーニングに黒のネクタイが正式喪服です。
 ベストは上着と共地のシングル、ズボンは縞柄で、裾はシングルです。
 モーニングはあくまでも昼間の礼装ですから、通夜では黒のスーツと
 なります。一般的には、黒服ダブル、シングルに白のワイシャツ、
 黒ネクタイ、黒ソックス、黒の革靴を着用でよろしいと思います。

 

Q. 白木位牌はいつまで置いておくのでしょうか?
 白木のお位牌は葬儀の時の儀式用の位牌です。
 一般的には、忌明けの法要(四十九日)時に白木位牌から本位牌へ
 魂の入れかえを行います。
 魂を抜いた白木位牌は、そのままお寺に納めるかたちが一般的です。

 

Q. 初七日法要はいつ行いますか?
 初七日法要とは、亡くなった日を含め7日目に故人の冥福を祈る法要の
 ことです。亡くなられての7日目は葬儀・告別式の日に近いので、
 最近は便宜上、告別式に行うことが多くなっています。

 

Q. 四十九日法要は特別な法要?
 他界されてから故人は49日間、ご自宅にいらっしゃるとされています。
 この間は長期の旅行などは避けましょう。
 初七日から始まり 二七日、三七日と続き、七七日忌(四十九日)は、
 故人が家から離れ旅立たれる特別な法要となります。
 従って、この日に埋葬をすることが多いようです。
 都会では葬儀後に火葬を行い、四十九日法要の際に埋葬が行われて
 います。
 地域によっては、お遺骨となられてから葬儀、そしてその日に埋葬する
 という習慣があります。

 

Q. 四十九日までにしておくことは?
【 本位牌の準備 】
  葬儀の時に使った白木の位牌を忌明けの法要時に本位牌に取り替え
  ます。
  本位牌には、戒名・死亡年月日・俗名・年齢などを入れるため、
  文字の彫りや書き込みには10日から2週間程度かかりますので、
  法要に間に合うよう早めに準備しましょう。

【 お墓の準備 】
  埋葬は告別式の当日や初七日、四十九日に行われることが多く
  みうけられます。
  墓地がない場合は、一時的に寺院や霊園の納骨堂に納め、一周忌や
  三回忌などの法要に合わせることもあります。